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従業員トラブル

問題社員への対応

問題従業員への対応

まじめに業務を行わない(勤怠不良)従業員や業務遂行の能力がない従業員、問題行動や他従業員とトラブルを起こす従業員などの存在は、会社にとって悪影響を及ぼすものだと言えます。会社としては、問題従業員の存在が実際に業績不振や従業員間トラブルの原因となっている場合はもちろんのこと、トラブルを未然に防ぐための体制作りが必要となります。
このような問題については、従業員個人の資質の問題と考えてしまいがちですが、会社内での指導教育体制やモチベーションを高める制度・環境が整っていないことが原因である可能性もあります。また、従業員採用の際の選考に問題があるのかもしれません。会社の制度や運用について、しっかりと検討できているでしょうか。
一方で、大きな問題を起こした従業員やどうしても会社と本人の能力にミスマッチが生じている場合には、従業員に退職してもらうしかない場合もあるかもしれません。そのような場合にも、どのように対応していくかによって、結果が変わってくることがあります。問題従業員への有効な対応策について、準備することが必要になります。


従業員間のトラブル

従業員間でのトラブルとしては、それぞれの業務に対する不満や個人的な人間関係に起因するものがあります。このような場合は、あくまで個人的な問題となる場合もあるのですが、そのような関係が職場の雰囲気を悪くさせ、業務効率が悪化したり有能な社員が退職したりするなどの悪影響を及ぼすこともあります。また、各種ハラスメントの問題も従業員間のトラブルの典型例と言えます。
各種ハラスメントについての対応は、「各種ハラスメント」の項目でお話ししましたが、そこに至らないような問題についても、適切な指導対応が問題発生を未然に防ぐことに繋がります。職場の人間関係は従業員にとって会社を選ぶ重要な要因です。従業員間のトラブルについても、早期対応早期解決が重要となります。


メンタルヘルス

うつ病等の精神疾患に罹患した従業員の対応が必要となることがあります。近年、このような従業員のメンタルヘルスに関する問題が増えているように感じます。
まずは、このようなメンタル不全の問題を発生させないように、ハラスメントや過重労働などの問題を発生させないように体制を整えることが重要です。一方で、メンタル不全により休職等を余儀なくされた従業員については、職場環境の改善による対応や、職場復帰への支援を行い、業務への復帰が可能となるように会社としても対応することが必要となります。仮に、従業員が退職せざるを得ない場合にも、今後のトラブル発生を防ぐため、会社として適正に解決することが重要になります。


従業員トラブルを防ぐ対策

職場環境や体制を検討し、過重な労働が発生している部署等はないか、トラブル等が発生している部署等がないか、確認してみてはいかがでしょうか。そのうえで、問題があるようであれば、改善していく必要があります。各種規程の整備が必要となる場合もあります。
また、従業員への研修等による意識改革が必要となる場合もあります。法的な問題が絡むこともありますので、専門家に相談して進めるのも有益です。従業員のメンタルヘルスについて、個人の問題だけではなく会社としての問題でもあると認識し、対策の充実、強化を検討することをお勧めします。