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賃金・残業代

賃金トラブル

賃金の支払いについての問題も、気を付けておかなければ大きなトラブルとなってしまうことがあります。そもそも労働者なのかという争いが発生することもありますし、賃金の改訂についての争い、各種手当についての争い、賞与の支給についての争いなどが発生することがあります。
賃金に関するトラブルの中では、特に残業代等の支払いについての問題や退職金の支払いについての問題は、金額が大きくなることが多いうえ、きちんと制度設計されていないケースが多い印象があります。


残業代の請求を受けたとき

従業員や退職した従業員から、残業代が未払いだとしてその支払いを請求された場合、まずはその従業員の労働時間(残業、休日労働等の時間を含めたもの)を計算する必要があります。労働時間の根拠は何なのか、労働時間とされるのはどのような時間か、残業等の制度はどのようになっているのか、検討すべきことはたくさんあります。
また、複数の従業員がいる場合には、残業等についての問題は、請求してきた従業員だけではなく、その他の従業員にまで影響を及ぼすことになりかねません。まずは、残業代の請求についてしっかりと対応し、解決させることが必要ですし、問題があるようであれば、内部の扱いや制度についての見直しも必要になってきます。対応を怠れば、また同じようなトラブルが発生してしまいかねないからです。


退職金トラブル

退職金については、退職金に関する制度変更をめぐるトラブルや、減額・不支給を争うトラブルなどが発生することがあります。
退職金は、金額が大きいうえ、従業員も退職後の生活について退職金を当てにしていることが多いことから、その制度変更について大きな反発を招くことがあります。変更の必要がある場合には、きちんとした手続きのうえで慎重に変更する必要があります。
また、違法な行為や問題行為を起こし解雇された従業員や、温情により自主退職扱いにした従業員の退職金について、不支給や減額をした場合に、後日その元従業員から不支給や減額を争われることがあります。
このような退職金に関するトラブルも、法的問題ですので専門家への相談、依頼が有益です。これからも続く会社のことを考え、解決改善していく必要があるのではないでしょうか。


トラブルの予防のために

このような、各種賃金に関するトラブルは、事前に制度を整え、しっかりと運用することにより防ぐことが可能です。仮にトラブルになったとしても、早期に少ない負担で解決することができます。このような予防は、会社に対し理不尽な要求をしてくる従業員への対応にも有効です。
具体的には、就業規則、給与規程、退職金規程などの整備、改善や、残業の際のルールの明確化、合理的な制度運用が考えられます。このようなルールの明確化や合理的な運用は、会社だけではなく、まじめに働いている従業員にとっても働きやすい職場環境となるため、有益なものになります。
石立法律事務所、石立労務管理事務所では、このような予防のための会社支援も行っています。